2014年8月8日金曜日

QFD




のコレクションには毎回ドキッとさせられる。
いつもQFDの展示会に赴くとエキサイトしすぎてしまい、決断力さえ鈍らせてしまうし、アイドルを目の前にした女子高生のようにはしゃいでしまうので自分でもなんだかいたたまれない。
今展示会の写真を見返したら、夢中になりすぎて写真を撮る事を若干放棄した気配すら漂ってしまっている。QFDのお洋服や小物たちは異様な輝きを放ってるのにも関わらず、それらを収めた自分の写真達は凡庸なので悲しい。


「神秘思想教団の舞踏衣装」という今期のテーマは、受け取り方によってはアウトも免れない感もあるけど、このギリギリの危ういラインに立つところがまたこのブランドの魅力でもあると思う。


ウェットスーツにも使用されるウレタン素材を使用したお洋服達は、ボリュームがあって無機質な生地が、アイシーなカラーをよりクリアに見せてると思う。淡いトーンのシャーベットカラーなのにQFDの手にかかると、甘さは皆無で糖度ゼロ、に胸がすく思い。その澱みないシャープさやソリッドさには、いつも胸を打ち抜かれてる。



かと思えば、思わず笑っちゃうような*素材を用いるいたずら心も見え隠れするから、ドメスティックさも持ち合わせたQFDから私は離れる事ができない。今回もまた大いに迷いに迷い、モチーフが施されたビンテージサテンのカットソー二枚とモビールのついたアクセサリーをオーダーした。その内の一枚はデザイナーの山田さん曰く、あまりにもLike A Religionという事でサンプルだったのだけれど、遠くない未来には私の勝負服として活躍してくれる事になると思う。

                                         *例1)ドラムスティック


10数年前にQFDのアクセを取り扱っていたitimiのオーナーのゆかりちゃんと、こないだQFD
についておしゃべりしてたら「やっと時代があのブランドに追いついてきたんやな。」と言っていた。
感性が山田さんとリンクしているように見える彼女は、何でも昔山田さんから頂いた壺を今でもとても気にいって大切にお店に飾っている。当時の事や世相を知る由もない自分には想像しかできないけれど、デザイナーの山田さんとお話していると、物を作るという孤独と覚悟をいつも感じる。

毎日着るお洋服に触れていると、装う、という行為は人生を楽しむ、という上でけっこうな割合を占めている事に気づかされる。視力が悪い自分が、遠目から見ても「あ、山田さんだ!」とすぐ発見できる風体の山田さんは、一瞬ペテン師に見えなくもないが、ヴィーガニズムを地で行く様はさながら魔法使いのような人でもあると心底思う。
QFDのお洋服はエキセントリックでアバンギャルドだけど、いつもとっても着心地が良い。
なので、今より沢山の人が身につければ、世の中がもっと楽しくなる気がする。

著書『株式会社 家族』は「~私も御父さんに認めてもらいたい編」と併せて二冊がLittle moreより刊行。土着的な尼崎を知りたい方にもお勧めの二冊。


大阪でQFDのお洋服やアクセが買える素敵ショップ。

Visit For 大阪市西区南堀江1丁目12-2
open) 13:00~20:00
tel)06 6110 7337


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