2014年1月12日日曜日

photographer eyes


写真家の視線

が常々気になる。
なぜならば、写真はダイレクトにリアリティーを告げるし、写真家と対象物が対峙した距離感や角度もハッキリと想定がつくからである。すると、自然とこの写真の構図の背景には何があるか?この写真家は何を思ってこう撮ったのだろう?とムクムクと想像や疑問が湧き出てくる。
こうやって写真を眺めながら、写真の背景にある何かを読み解いていく事は、自分を含め写真を収集している者たちの確かな1つの楽しみである事だろうと思う。

さて、そんな事より最近買ったある写真家のzineの巻末に掲載されているコメントを、素敵な本屋さんのホームページにて紹介文として和訳させて頂きました。




          stop asking me about amy i only spent one day with her

                                    valerie phillips

カラフルでキッチュでポップなのに、どことなく乾いたようなヴァレリーの鋭い観察眼と感性を持って、実年齢以上の貫録と才能を持ち合わせていたエイミーが、彼女の得意とする“等身大の女の子”として、ただただ瑞々しく生命力を持って写しだされている。スキャンダラスに事欠かず当然眩いばかりの人生ではなかっただろうと思うが、このzineは間違いなく彼女の生命の軌跡の一部であろうとも思う。

そして、ヴァレリーがこのzineに添えた言葉からは、淡々としながらも被写体に対しての愛情と写真に真摯な姿勢が込められていると感じさせられるのである。

人気作家の小部数発行なので、手に入りずらい状況ではありますが、チャンスがあれば是非手にとってみて欲しい。それがzineである意味でもあると思うのだから。

彼女の眼差しや考えを想像しながら翻訳する事はとても楽しい作業でした。
こんな機会を設けてくれたいつもインスピレーションを与えてくれる本屋さんflotsambooksの小林さんに感謝。
zineは今品切れ中だけど良かったらコメント見に行ってみてください。


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