2013年10月29日火曜日

Rye



           ATPの会場があるNew Lydd RoadのCamber sands resort。
 そこに行くためには、Londonから国際鉄道を利用し“Rye”という駅で下車しなければならない。
               広大な田園風景をぬけてこの街はポツンとある。



             
日本から1人で海外に行くわけだから、できるだけ安全を確保する事は義務だと私は思う。
ATPを目指すため、この停車駅がある“Rye”の街についても、日本で散々調べたんだけど情報が殆ど載ってなく、旅の完全無欠ガイドブックと信じて疑わなかった『地球の歩き方』(お世話になってます)でさえも充分な情報を得られなかった。

     インターネットが普及して、何でも知った気になってるようなこのご時世。
   でも自分の知らない世界はまだまだ果てしないんだ、って事を旅をすると実感する。

まぁ、そんな事はおいといて、この街については自分1人であれこれ四苦八苦情報収集したあげく、
知人が以前に訪れてた事がその後に発覚。良い意味で杞憂に終わる。

         「とてものどかで小さな良い街。行ったの10年位前だけど。」


降り立ってみれば、多分きっと10年前と全く変わってない。そう思わせる景観。



               こういう街でも、つい変なモノに目が向いてしまう。


    ATPでキャンプした三日間。
 私は御昼間は会場から出ることなく、物販に行ったり誰かと話したりして過ごしてて、足を延ばしたと言えばせいぜい近隣の海くらいだった。この海は、地元の人に聞けば「汚くて波は荒いし何にもないよ。」との事だったが、私はとてもたおやかな時間を海岸で過ごす事ができた。夜はliveで意識が激しく揺さぶられるので、昼間はなるたけ静かに過ごしたかった。「観光」ではなかったが、昼も夜も日本で過ごす毎日とはどんどん乖離していく。これが旅の真の醍醐味だと私は思っている。

私が海で呆けてるその一方で、ルームシェアしたデザイナーさんは毎日一時間に一本のバスに乗りRyeをアグレッシブに散策してた。なので、彼女から色々この街のお店について教わる事ができ、
最終日の帰りの道中、お土産を購入する為にも1人で寄り道してみる事にした。良いとこどり。





           「Ryeでしか買えないグースベリーのジャムがある」と習ったRye Deli。
    お店のおばさんは少し訛っててチャキチャキしてて日本でいう江戸っ子みたいな印象。

お勧めは看板でもあるDeli。
「私は日本に持ち帰りたいから、これは買えない。」というとおばさん不機嫌に。

クレジットダメなんかぁ、と思いながらジャムと檸檬カード沢山購入。おばさんの顔に笑顔が戻る。


この街で一番気に入ったのは路地。雨や霧が多いと聞いてたけど、私は運が良かったのか悪かったのか一度も遭遇せず。煉瓦が雨にぬれて、艶黒に変わった街並みも見たかったかな。

すごい狭い路地にあるバーバー。中を覗くとお爺ちゃんの店主がお爺ちゃんの髪を散髪してた。
写真撮りたかったけどさすがに自粛。

1人なので、スイートメモリー感ゼロ。

かっこいいSUBARU発見。


日本で紹介されてたよりも全体的にDusty。それもまた経年の魅力。


三時間ほど、ショッピングやお茶を堪能して帰りの駅へ向かう途中、ATPのスタッフのTracyが向こうの道から大きな声で「ナホ!」と手を振ってきてくれた。スタッフである彼女はイベントの片づけを終えて、今から観光するとの事だった。

ATPが目的で行ったけど、なんだかんだで色々楽しんだなぁ、と両手いっぱいに荷物を抱えながら手を振り返した。

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