2013年8月10日土曜日

お寺でBO NINGEN ∇


         本堂に入るの人生でハジメテかもしれん。とか思いながら萬福寺7時。

最初は写真をとって無かったためこれは7時ではないお堂の入口。
萬福寺はPulpと同じく堀江にあるお寺さんなのだけど、わりかしオルタナティブにスペースを解放されていて、以前はここで伊藤ゴローさんなんかもliveをされている。日本は住宅が密集しているから「音楽はライブハウス」というのが定着してるけど、個人的にはもっと色んな場所で音楽が溢れたら良いと思ってるので、こういうイベントは本当にもっとドンドン推奨されて定着していけば良いなぁ。

この写真も時系列まちがいだけど準備はこんな感じ。

「もう始めます。」の声でみんな続々と本堂へ。飲食はもちろん禁止なのでビールを置いて後方で正座。お客さんは最初ザッと眺めて20人位で、中には外国の方もいた。わぁ、とっても良いロケーションだけど厳かな空気だ…とちょっと緊張。狭い空間で演者と聴衆の距離がとても近いので、撮影とかしだすとどちらも気が散ると思った。カメラや電子機器は鞄にいれたままおとなしく観る。1番最初はドラムのMonnaさん。

本堂がめっちゃ似合う。

このまま瞑想始まってもおかしくない雰囲気。馨子(よくお寺にある鐘はこういう名称なんだそう)を叩いて開始。その音色を聞くと「あぁ…ここはお寺なんだ。」とありありと思う。ちょっと緊張感も漂う静かな空気の中、Monnaさんが手にしてたのはシンバルとドラムスティックだけ。
それを床に置いて叩いたり引っ掻いたりしながら、散見されてた意識がゆっくりと引っ張られて1つになってく。声も鳴らしてパフォーマンスしていたけど、この日観た4人のショウの中では一番、舞踊とかコンテンポラリーに近かったと思う。そしてとても気になったのはシンバルの1枚が3箇所もカッティングされてた事。体感的に時間の経過が解らなくなるようなショウだったけど多分10分か15分位で終了。集中していた意識を開放するようにみんなお堂の外へ。やっぱり撮影しないと勿体ないなぁ、と思いメンバーや主催の方に確認。快く「大丈夫です。」と承諾してくださる。

人生初、お寺での物販。


その後はギターのYukiさん。この日はカディ(インドの伝統着)みたいなリラックスした服を着てたけど、ステージと変わらず雰囲気に華がある。アルペジオとウィスパーヴォイスでしっとりと演奏。“美しい”という形容詞が一番似合う旋律だった。

ここからはかなりLo-Fiだけど動画あり。

video


video



次は今回の展覧の作家さんでもあるギターのKohheiさん。これがもうクソカッコ良かった!!!
現代音楽っぽいノイズだけどドローンっぽくもありアンビエントっぽくもあり、ひび割れたようなエフェクターのかけ方もカオティックでモロ私好み。Monnaさんが途中でジャムってきた間も最高でした。

video

video



video



最後はヴォーカルのTaigenさん。日本人特有の清涼な声で思わず聴き入ってしまい、手がぶれる。
こういう歌い手さんに会う事は、日本語ってやっぱりクール、と思える瞬間。

video


video

video


あぁ、やっぱBO NINGENめちゃくちゃセンス良かった。インプロビゼーションでこの感じ。終わった後ちょっと余韻に浸ったままメンバー全員にすぐ「サイン下さい。」と言う私。

思い切って渡したZINEと一緒に。ご自分達のCDで良いのに有難うございます!

こないだイギリスに行った話とかちょこちょこお話もさせてもらったんだけど、Kohheiさんはやっぱり「DEERHUNTER好き好き!」と仰られてた!わー!単純に嬉しい。お家に迎える画はもうとっくに心にきめてある!
私はすごくのめりこみやすい性格で(ちょっと自分でもやばいな~って思いつつ)、時折物事の距離感が図れなくなる時があるので、BO NINGENはその存在を知ってから、ちょっとづつちょっとづつ…拾っていきたいと思い続けてたバンドなんだけど、これで「絶対今観ないと駄目!」ってなっちゃて、次の日シャングリラに職場から直行して観てきた。

そんで本番は、キレッキレッ!のパフォーム。自分達の個に自信を持ってて、もしオーディエンスがみんなソッポ向いてたとしても、同じモチベーションでライブに挑むんちゃうかな?ってくらいタフなステージングで気持ち良かった!これはやっぱりイギリスでライブしまくってるからなのかなぁ、と想像もする。早口で捲りたてるような日本語とハイトーンのシャウト。サバスっぽいギターリフ、と思いきやフュージョンぽかったりもするし、なんといっても終盤のクラウトがサイコー!!!新曲のうち一曲のギターリフはSUICIDEみたい!って思ったし、とにかく色んな音楽の要素が入ってるのに雑多じゃなくてバランスが良い。わけのわからないジャンルの造語には、このバンド当て嵌められへんのちゃうかな。恍惚のまま終演して、最後挨拶だけさせてもらった。みなさん親切で気さくで、お辞儀や握手を欠かさない人達だった。

BO NINGENはホンモノ。また観たい。

0 件のコメント:

コメントを投稿