2012年9月17日月曜日

spin off [ MONOLITH ]


at Rock And Roll Hotel. Thank you for MIKA MASON♥

● いつも英語が下手ですみません。英語は勉強しているけど、細かい感情表現まではまだ伝える事ができないんです。

Lockett「そんなの全然気にしなくていいよ。というか僕も日本語しゃべれないし…。でも日本語覚えたいから教えてください。」

● 勿論です!でも、私は大阪の訛りがあるのでスタンダードな日本語ではないかもしれないけれど(笑)。

「知ってる!“まいど”だっけ(笑)?」

● そうそう(笑)!Bradfordもステージで気にいって使ってくれてましたね!大阪弁は本当はあまりきれいな日本語ではありません。でも、私は日本人である事に誇りを持っていますし、大阪弁を話す事は自然な事なので、愛着もありますね。

「そうだね。それは本当に素晴らしい事だよ。大阪も大好きな街だ!お好み焼きも美味しかった!」

● ありがとうございます!あと言葉はとても大事な事ですが、言語の違いについてはあまり重要視していません。もちろん音楽で歌われている事や、演者の伝えようとする意味をダイレクトに理解した方が良いとも思います。でも、歌詞を瞬時に理解できなくても、私はあなた達の音楽にどうしようもなく惹きつけられます。パーソナルな部分では、少しの間だけどあなた達と何回かお会いして、同じ言語は共有しなくてもあまり隔たりは感じませんでした。

「僕もそう思う。その通りだよ。」

● 実際に私は英語でも日本語でもあなた達の音楽の素晴らしさを表す言葉を見つけれていないんです。ずっとそれを探しています!

Allen「Cool !」

● 毎回全部伝えきれなくて良いんです。いつも恐怖も感じてるけど、うまくいかなかったなぁ、と思う事は次への目標にしてます。英語の勉強もその1つです!むしろ英語はキッカケを作ってくれてありがとう(笑)!

「こちらこそ!ところで“ありがとう”はThank youでしょう?そのあとの“ございます”って一体どういう意味??」

● えぇっ…と、“ございます”はMore Polite。“ありがとう”をより丁寧にする為の言葉です。なんで??

「いや、いつも日本に行った時にお店に入ったら必ず言われるから。いつもどういう意味かな?と気になってたんだ。」

● そうですね。お店に入ったら必ず言われますね。日本の接客は丁寧だし。

「そう!本当に日本は素晴らしい国だよ!以前にDEERHUNTERで日本に行った時は二週間滞在したんだよ。最初に京都に行って広島に行ったんだ。どちらも素晴らしかった!」

● 少しバンドでも写真をアップされてましたね。広島はどこに行ったの?原爆ドーム?

「テンプルかな?庭園もとても日本らしくて美しい所だった。雪が降ってたんだ。」

● 厳島神社に行かれたんですね!良い所に行かれましたね。

「さっきも言ったけど日本の東京とアトランタは同じ経度にあるんだ。文化は違うけど縁みたいなのは感じるよ。」

● アトランタも雪が降りますか?とても暑い印象がありますが。

「Yes。」

● 日本は小さい島国だけど四季があります。日本人はその移り変わりをとても大事にしているの。アトランタにもあるのですか?

「あるよ!アトランタもけっこう気候の変動は激しいんだ。」

● そうなんですね!日本の言葉で”わびさび”というのがあるんだけど、私はあなたの音楽からはとてもそれを感じます!

「“わびさび”ってどういう意味?」

● 説明がとても難しい表現の日本語です。さっき言った四季の移り変わりの機微を愛する、という意味合いなのですが…(通訳のMIKAちゃんも解らず辞書で調べてくれるが英語とのニュアンスの違いでしっかりとした返答は出来なかった)。

「“わびさび”か。よし!覚えた。」

● それとあなたの音楽はとてもブルージーだと思う。フォークミュージックという訳ではないのに不思議とそう感じます。勿論悪い意味ではありません。

「勿論だよ。ブルージー。僕も大好きだ。」

(「何か欲しい物ない?飲み物は?」とか色々気を遣ってくれながら…。)

● おかまいなく。というか疲れてるのにごめんなさい。この後一時間も運転しなきゃいけないんですよね?明日はノースカロライナでliveですね。私も本当は行きたかったんだけど。

「そう言ってくれるのは本当に嬉しいけど、けっこう遠いんだ。とても大変だと思う。ここまで来てくれた事だけで充分なサポートだよ。」

● いやいや、自分が観たかったので。大事なのは自分で観たり聞いたりする事だと思ってます。でも距離については本当にアメリカは広いですね。明後日の午前中にはダレス空港に行かないといけないので、ノースカロライナは断念しました…。でも本当に今日来れて良かった。

「ありがとう。ZINEを作ってくれるって言ってたよね?他に聞きたい事ない?」

● えぇっと、以前のZINEに使用機材を載せたんです。間違えてなかった?もし良かったら教えて欲しいんだけど。

「書いてあげるよ!(ノートに書きながら)間違ってなかったよ。でも、あの後少しエフェクターを変えたんだ。この間東京に行った時(サマーソニック・エキストラ)に日本で買ったんだ。WEEDっていうモディファイのエフェクターなんだけどそれからは気にいって使ってる。」

● 日本のメーカー?あのサウンドが日本のエフェクターから作られてると思うと嬉しいです!

「ありがとう(笑)。僕は本当に日本が大好きなんだよ。渋谷のディスクユニオンにも行ったよ。ほら、あの縦に長いビルの。」

● 私もあなた達を追っかけて東京に行った時に行きました!

「また日本には行く事になると思うよ。」

● その時を本当に、心から楽しみにしています。ありがとうございました!














この話(他はZINE収録)を終えて時計をみたら深夜3時!これからまだ長距離の移動があるという事は聞いていたので「本当にありがとう!帰りますね!」と慌てて言うとAllenと2人で表のストリートまで見送ってくれた。疲れてるのに「タクシーで帰るの?帰りの飛行機も気をつけてね。」とこちらの心配ばかりして。私の友人でこの日通訳をしてくれたMIKAちゃんに対しても「会えてよかった。通訳してくれて本当に今日はありがとう!」と言ってくれていた。“パーソナリティー”というのは滲み出たとしてもサウンドの直接的な魅力には影響しないと思う。そして正直にいうと、カメラを向けたりインタビューみたいな事したりしてる自分に「無粋な事してるんじゃないかな?」と葛藤もあった。それでも、自分にとって夢のような素晴らしい音楽を作るクリエイターと、人間同士として関わりあえた事実は本当に財産だと今も思えます。
最後に見た、大きなバンから手をずっと振ってくれていた姿を思い出しながら。


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