2012年8月25日土曜日

私的サマソニベストアクト2012 8.19 Osaka

自分に課せてた事も多々あった去年に比べ、今年のサマソニは何の気負いもないせいか、朝からお酒を飲んで一日音楽を聞いて廻る、というパラダイスのような一日でした。殆どのステージが1つのドームに集約している東京に比べ、大阪は総ての会場が完璧に離されているので、タイムテーブルのチェックは本当に入念なチェックと地図が必須。導線の関係上で泣く泣く観れなかったアクトも多々いたが、それでも1人で自由に行動していたので効率良く、有意義に過ごす事ができたとも思う。1人で何度もステージとBARを往復する私を見かねて「たまにはビールじゃなくてカクテルとか如何ですか?」と声をかけてくれたBARのお姉さん、以外とは殆ど人と会話しなかったフェスだった。ご飯食べたりするより1つでも多くステージ観たい派なので実践してみてそれもまた楽し。でも、乾杯するのは大勢でした方が楽しいですね。またどこかで機会があれば宜しくおねがいします。
私的であっても順位をつける、という行為に意味があるのかどうか考えるものの、この日観たステージは自分の中でハッキリとスプレッドしたので数字もつけようと思う。

では、以下自分的サマソニベストアクト。


                                       

                                  3. GOTYE



唯一の館内、SONIC STAGE前方で観た。楽器の1つ1つの音響が直接鼓動に伝わる感じで、音源よりliveで観たほうがはるかに良いと思う。エレクトロも沢山使ってるけど、楽器の生の音がほんとによく効いていて、特に曲ごとにこまめに変えていたギターの音がサウンドにメリハリをもたらしてた。GOTYE自身も曲単位でステージをあちこち移動して非常にマルチなプレイを惜しげもなく披露していた。すごく色んな要素を含んだ音楽だと思うけど、よく言われる「ポップ・ミュージックの進化系」はこの人のようなミュージシャンに当てはまるのではないか、とステージを観て思った。映像と併せて観ると内省的な物を突きつめたカオティックも感じるけれど、カウベルを叩きながら無邪気に歌うGOTYEの姿は、少しMIKAを彷彿させた。GOTYEが今どれだけ売れに売れてるか、という事はあまり詳しく知る所ではないけれど、奔放な空気を孕んだままの形で進んでいってほしいと思う。CD早速オーダーしました。周囲に溢れていたADAM LAMBERTのファン達もざわついてしまう程の流暢な日本語にも驚いた。



                                             


                                          2.SIGUR ROS

SIGUR ROSはMOUNTAINのトリ。不安定な天候だった為か、真っ赤に染まった夕焼けから陽が落ちるまで、最高のシチュエーションでSIGUR ROSの音楽を堪能できたと言える。



1日の発熱が浄化されてくような気分の中で「Ny Batteri」「Svefn-g-englar」を聞いた。映像にもエフェクト処理みたいなのがかかってて、映像や空間に対してもこだわっているバンドなのだと改めて感じた。オーディエンスが大きく湧いたのはやはり「Hoppipolla」だったかな、と思うけど自分的ハイライトは「Olsen Olsen」です。流動するようなJonsiの声とひたすら単調にリズムを刻むベースの音が好き。そう、私は『Agaetis Byrjun』が大好きなのです。生で聴けて感無量。SIGUR ROSのサウンドメイキングでとても重要な役割を担ってると思われるKjartanが今回不参加でしたが、次回は奥さまと一緒に是非観てみたいな。不参加の理由が、赤ちゃんが生まれて「子育ての為」というのも何ともハートウォーミング。素敵です。



そして自分的にこの日のぶっちぎりでナンバーワンだったアクトが

1.CRYSTAL CASTLES


こちらもまっ昼間のMOUNTAINで観たCRYSTAL CASTLESが最強すぎた。CRYSTAL CASTLESは今まで観たい観たい思いつつも単独来日は東京のみだったりで、自分のタイミングとも合わず中々観るチャンスが巡ってこなかったバンド。なので今回のサマソニでは絶対観る!と意気込んでいたのだが、初めて観たCRYSTAL CASTLESは予想をはるかに超え、はじめから終りまで本当マジで最高すぎた!目だし帽を頭に被ったEthanとdrummerがまずステージに出てきて、それぞれの持ち場に
ついてからAliceがゆっくり登場。 Aliceは「ブラック」というイメージが定着していたけどアッシュっぽく染めたパープルの髪もとてもよく似合っていた。

順序は覚えてないけど「Baptism」「Crimewave」新曲の「Plague」「Suffocation」「Alice Practice」等が当日の演目。どれもこれもテンションが揚がる大好きな曲ばかり。特に「Celestica」が始まった時は男の人と外人さんにまみれた最前列で大きな歓声をあげてしまったよ。時折コートのフードで顔を隠したり、細い腕でマイクスタンドを持ち上げたり、Aliceのステージングはオーディエンスを挑発するように煽るのみ。一切の媚びがなくてエッジィでカッコ良かった!!!個人的に得意でないピコピコとしたチープなシンセ音もよく使ってるのに、CRYSTAL CASTLESは不思議とタイトで尖ったエレクトロサウンドになってるんだよな。アルコールを大量に摂取した炎天下の中で、こんなクレイジーなショウをブッ込まれたら熱狂するしかないでしょう。Aliceも頭からペットボトルの水をかぶったり、Jack Danielsを瓶ごと飲んだり、口に含んだそれを観客にぶっかけたり。多分禁止されてるダイブ寸前スレスレな事もしてて心拍数もアドレナリンの分泌も高いliveだった。こんなクレージーなショウなかなか体験できないよ! 





                         COOL!!!

She is Very Hot!

 

体力的に不安は抱えつつも全体的に主にMOUNTAINで過ごした今年のサマソニは、野外・灼熱、という環境も功を奏して、単独公演ではありえない快楽感と解放感をもたらしてくれていたと思う(まぁ、あんまり普段ナイトパーチーには出ていかないのでその辺は良く知らんけど)。
因みに炎天下の中アルコールを大量摂取すると体内の水分が蒸発してアルコール度数が高まり中毒になりやすいので実践はしないでください。最後まで野外フェスを楽しむためには、なにより怪我や事故が無い事が前提。みんな大人なので気分は上昇しても自分の意識はふっ飛ばさないように。雷を恐れて逃げ込んだSONICで観たSBTRKTも良かったし、きゃりーぱみゅぱみゅ!
カオティックでキュートで、オーディエンスは歓喜してるのに本人は冷静で現代っ子な感じがした。これが今の時代のアイドルならば、次世代のアイドルとは一体どんな風に変貌していくのか。きゃりーは良い意味でショックを受けた。「PonPonPon」が一番好きだな。CD欲しいな。この音楽や世界感を作ってるのが男の人(しかも自分と同世代の!)というのがいつも不思議でたまんない。

帰り道はビリージョーの20回位連呼した「ありがとありがとTHANKSTHANKS-!!!」を横耳で聴きながら幕を閉じた。


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