2011年9月6日火曜日

DEERHUNTER AROUND ME liquidroom②

SUMMER SONIC EXTRA DEERHUNTER  THE MORNING BENDERS 8/15
I   MET  AGAIN ANGEL IN RESTROOM  
 所用に追われ、前回からずいぶん時間があいてしまいました。すいません。夏休みも既に終わってしまいましたね。このDEERHUNTERのライブからは半月も経過してるのですね。でも、毎日この日のライブの事を思い返しています。サマーソニックを含め3日間、彼らのライブを通して観ましたが、会場の音響の事もあり、やはりこの日のステージが1番素晴らしかったです。前回も書きましたが、DEERHUNTERはやはりライブバンド。彼ら自身のポテンシャルもフェスの会場とは大分違って、日本での公演も最終日でしたし、気合いがビシバシ!伝わってくる感じでした。というわけで、時間は大分経っていますが、未だに日々思いだしては感動している私です。DEERHUNTER AROUND ME ②→ 

モーゼスにも無事プレゼントを渡し、ブラッドフォード以外のメンバーにはこれで全員会えて、リキッドルームのソファでマッタリしていた私ですが、ずいぶん時間が過ぎている事に気付きました。うーん、さっきロケットから「ブラッドフォードが今何してるかわからないんだ。ブラッドも戻ってきたら、ここを通る筈なんだけど…。」と聞いていたけど、ブラッドフォードはインタビューとか受けてるっぽく忙しそう。ZINEだけは手渡ししたかったけど、ロケットがプレゼントを渡しておいても良いって言ってくれてたし、状況をみてお願いする事にしようかなぁ?と思いました。あれこれどうしよう、と私が思案してる間にもジョシュとモーゼスが「ハイ~!」ってこっちに手を振りながらどっかお外に出かけたりしてたので、今考えたらあの時写真の1つでも撮ってもらえば良かったのだけど、あんまりそういう風に頭の廻らない私は手を振って「いってらっしゃい~!」とか和気あいあいしてのんびりしていました。

ロケットもまた出てきて「ハイ。」とか言いながらこっちに来てくれた。そしたら、なんだか入り口とは反対方向からガヤガヤと声が聞こえてきて、あれ?この声はもしや?と思っていたら、私の横にいたロケットが大きい声で「ブラッド!こっち!」と呼んでくれた。けっこうなボリュームで「ナ~ホ~!!!」(私の名前です)と言いながらブラッドフォードがこっちに歩いてきてくれた。ブラッドフォードは彼のインタビューとか読んでても分かる様に、おしゃべりが大好きですごく明るくて、私も会えた喜びからテンションあがって2人で「キャ~ッ!」ってなってハグ!そしたらロケットが静かに去ろうとするから「ロケット!ありがとうございます!」と私が言ったら、気にしないで、という風に控えめに手を振ってくれた。ロケットとはさっきお話できたけれど、英語も未熟すぎて、私が彼の楽曲がいかに大好きな事を、まだまだ伝えきれていなくて、4ADの時みたいにロケットもブラッドフォードと一緒に、この場にいてくれたらいいのにな…、と思った。でも、ハードなツアー中の、貴重なオフの時間だから呼びとめる事も出来ないし、残念に思いながらもロケットの背中を見送る事に。目の前のブラッドフォードは、インタビューかどうかは直接聞いていないので分からないけど、仕事をこなしていたらしく、少しだけ疲れてるかな?といった様子だった。それでも、隣にいたタイガーちゃんを「僕の妹だよ!」と冗談を言ってきたり(私一瞬ちょっと信じた)常に笑顔は絶やさないブラッドフォードでした。冬に4ADで、お会いした時は赤いダウンジャケットにサラサラヘアで、少年っぽいあどけなさも感じたけど、この日は髪型や服装がOLD ROCKテイストで、ダンディになってなってました。『クロスビート』にも写真が少し掲載されていましたね。このドットのシャツはサマソニでも着まわしていたので、きっとお気に入りだったんでしょう☆私がブラッドフォードに用意していたプレゼントもシャツで、このドットのシャツには勿論負けるとは思うけど、ちょっとでも使ってくれてたら嬉しいです。ブラッドフォードには、絶対明るいハッピーカラーが似合う!と思って赤とかオレンジ系のギンガムを選びました。そのプレゼントを渡したら「僕に?」って2回位確認して「ありがとう!」と受け取ってくれました。自分の英語の勉強不足による不甲斐なさも感じつつ、続いて肝心のZINEを胃が口から出そうな程緊張して、オズオズしながら渡すと、「あぁっ!ZINE!僕も若い頃作ってたよ!」(因みに通訳:隣にいたタイガーちゃん)とか「(このZINEの背表紙に貼っている)ゴールドのテープが可愛い!」とか矢継ぎ早に言ってくれてたり手の甲にキスしてくれたり、私はただただ頷く事しかできなかったけど、最後に真剣な表情で「このZINEは一生持ってます。もし子供を作る事があれば、子供にも託します。」と言ってくれた事は本当に言葉にならない位、嬉しかった!このZINEは彼のブログを基に作っているので、当たり前かもしれませんが総てDEERHUNTERに捧げたZINEです。その想いもあってか、私が今まで作ったFAN ZINEの中でも、最もパーソナルにも寄っているZINEでもあります。「ロケットが本当にすごく喜んでたよ!」という言葉をくれた事にも涙がでそうになる程嬉しかったです。LOTUS PLAZAのZINEは初めて作ったFAN ZINEで、未熟で稚拙な所がいっぱいあるZINEだけど、少しでも伝える事が出来たのかなぁ。
後ろのソファでゆっくりさせてもらってました。メンバー達が来てくれたのもここです。

外観です。噴火の色がキャンディカラーで、とっても可愛いです☆

トイレも思わず撮影してしまう位可愛くてカラフル。

昼間は日の光が入って、外国の小学校みたいな雰囲気

ピンクな天使がチラッと見えます。

ブラッドフォードが去っていった後も、しばらくリキッドのフロアのソファに座っていたのですが、もう残るは今回の旅、最後のメイン、DEERHUNTERのライブを思う存分心から楽しむ事!だけなので、体力の事も考えて、散歩も兼ねて外で軽く食事をとる事に。
ライブハウスを出て、外のぽかぽかした日を浴びながら、うららかに散歩。今回東京に来るにあたって、ちょっとご挨拶したいなぁ、と考えていたお店や人も沢山あったのですが、場所や時間的な事が合わずかなえる事ができませんでした。残念でしたが、次回、東京に行く際には、下準備を整えて、ご挨拶させて頂きたいと考えています。

旅を振り返り、そう反省しながら、ライブの開場時間まで、もうそんなに時間もないしなぁ…、とぶらぶらしていたらフレッシュネス・バーガーを発見。「食事はサラダにしよう♪」と、即入ったのですが、全部品切れで(何故に?)結局パウンドケーキとスムージーに決定。次に東京に行く時は、食事もちょっと充実させよう…。でも、胸もいっぱいだったし、晴れやかな気分だったので、この時食べたパウンドケーキとスムージーはとっても美味しかったです!

食事をすませて、リキッドに戻るとすでに沢山の人が集まっていました。さっきお逢いしたモーベンファンのお姉さんも発見して、手をふって駆け寄ると、お客さんを眺めながら「今日は女性客やカップルで来てる人が多いですね!」とお姉さんが言っていた。そういや、DEERHUNTERって色気がある、とはあんまり言えないバンドだけどファン層ってどんな感じなのかなぁ?とか考えながら番号が呼ばれるまで待機。お姉さんは2ケタの番号で(私は3ケタでした)早く呼ばれたので、じゃあ、またすぐに下でね~、と見送った。再び1人。ライブが始まるまでの時間て、いつもすごくドキドキして待ちきれない、はやる気持ちでいっぱいになるんだけど、この時だけはこのステージが始まって終わってしまったら最後なんだよな…、と、悲しさも同時に感じていました。

そういっても時間は進むので、私の番号もすぐ呼ばれて、ライブ会場がある地下へ。降りてすぐあるにバースペースも広いし、小休憩できるベンチもけっこう多くて、また良い感じ。とりあえずさっき食べてきたばかりでお腹いっぱいなので、ドリンクは後回しにして、お会いしたかった方々に少しだけご挨拶。先ほどのお姉さんはモーベンを見る為に前方中央のフェンスにもたれていた。私はサマソニの二日間、最前列で観ていたので、今日はちょっと引いてステージ全体の様子と音響を味わいたいなぁ、と思っていた。お姉さんとも少しだけ小話をした後に、その事を伝えて後ろに回った。

THE MORNING BENDERS開演直前には、さっきまで広く感じていたフロアがぎゅうぎゅう詰めにな
る位、人が密集していた。私が最初にいてた場所はPA横で、PAのスペースに上半身乗り出してやっとこさメンバーが観えるかなぁ、って場所だった。でも、楽しいから身体ゆらしちゃう!なんとか背伸びをしながらダンシンして、ライブを観ていたら目の前にいた背の高いお兄さん2人が(1人は海外の方でした)「僕たちの前に来たらもっと楽しめますか?」と言ってきてくださいました。私が前にまわってもお兄さん方はきっと余裕でステージが観える筈(私は身長147cm)、なのでお言葉に甘えて場所を変わってもらう事に。そのおかげもあって更に楽しくライブを観る事ができました!ありがとうございます!MORNING BENDERSのステージも、サマソニも良かったけど、この日の方が若干リラックスしてステージに望んでいたようにみえました。サウンドとしても、スタジアムよりライブハウスの規模の方があっていると思うし。東京に来る前はアルバムは持っていたけど数回しか聞いていなかったし、決して特別に大好きなバンドではなかったMORNING BENDERS。そんな私でしたが、この夜にはクリス君に合わせて一緒に「Excuses」を歌っている程になっていました(笑)。本当に素敵なSHOWをありがとうございました。余談ですが、ライブ開演前にお会いした時に「オフで2週間滞在する。」と(お姉さんに)メンバー達が言っていて、クリス君は追加で単独ライブが決まったみたいですね。ライブに行かれる皆さん、楽しんできて下さい!

そして、休憩をはさんで、ほんとにほんとにこれで最後の待ちに待ったDEERHUNTER!「イッツ・タイム・トゥ・ロック!」と言いながら出てきたブラッドフォードに、私の感傷的な想いも吹き飛ばされてしまいました!一曲目はやっぱり「DESIRE LINES」(当初の予定では「EARTHQUAKE」 だったみたいです)。なんだけど、サマソニの時と同じ曲とは思えない位、気合いが入ってる!メンバー全員が身体全部を使って演奏してる!という感じ。ミニマルなプレイスタイルが特徴的なモーゼスとジョシュの2人も、リズムの一つ一つに体重をかけているような重みを感じました。一曲目からアグレッシヴなDEERHUNTERのステージングに、オーディエンスの返す熱気もすさまじかった。そのままの勢いで最新アルバム『HALCYON DIGEST』からのナンバー、「DON'T CRY」「REVIVAL」「EARTHQUAKE」の3曲を演奏。音源ではカントリーやフォーク、アンビエントを色濃く感じる楽曲なのに、ライブでは、すごく力強いパンキッシュなエナジーの方が勝っていました。DEERHUNTERのほの暗い美しさ、は一見ナイーブでセンシティヴそうに見えるけれども「僕達はいつもストリートの延長線上でプレイしている。」というブラッドフォードの言葉からも推測できるように、精神はパンクで、端々に浮き出ているその二面性、が私はこのバンドのとても大きな魅力の一つだとも思う。レコーディングもとてもクラシカルでD.I.Y(私の大好きな)な手法をとっているし。ただ、懐古主義的に、あえてこれをこうしよう!というよりは、自分達が育ってきた環境に自然とあったもの、で作った、という空気(私はアトランタに行った事がないので、あくまで想像だけれど)も好きです。この感じはブラッドフォードとロケットそれぞれのソロ、ATLAS SOUNDとLOTUS PLAZAになると更に色濃くなります。この辺りはもう一冊LOTUS PLAZAのZINEを作りたいなぁ、と考えてるので、またそちらに書くつもりです。初日にサマソニのステージを観た時に「ブラッドフォードはちょっとぎこちないかな?」と思った瞬間もありましたが、そういう意味でもDEERHUNTERはとにかく均衡が保たれているバンドなんだと思います。

彼らの出世作と言っても過言ではないアルバム『MICROCASTLE』から「LITTLE KIDS」がここにきたのですが、この楽曲は音源では、ブラッドフォードのエコーがかったヴォーカルをメインにそれぞれ楽器パートの輪郭はあまりはっきりさせず、むしろ霞むかの様に儚くブラッドフォードの声に溶け込んでいくのですが、このライブでは蠱惑的だと思っていた楽曲の印象自体が全く変わってしまうかと思う位、各パートの音がとても大きかった!特にロケットのアルペジオは、未だに耳をついて離れない位です。そのロケットのギターワークからそのまま「MEMORY BOY」へ。この曲でも、エネルギッシュで大きいプレイなのに、呼吸があっててオーディエンスも巻き込んで会場全体が1つになっているかのような一体感があった。そしてDEERHUNTERのライブといえば、この曲「NOTHING EVER HAPPENED」。かなりのライブ本数をこなしているDEERHUNTERが一番演奏しているのがこの楽曲で、ブラッドフォードによる歌詞も注目されましたが、作曲自体はモーゼスとジョシュによるものです。ブラッドフォードとロケットは、この曲の作曲には関わっていないのでブラッドフォードが言っていた「あくまでも民主的なバンド」というのは、全くもってその通りのように思っています。盛り上がりもこの日最高潮で、終盤のクラウト感がすさまじく素晴らしい。ステージの上で轟音の渦中にいたメンバー自身達も肌で感じていたように見えたし、何よりいつも寡黙で淡々と下を向いてプレイしているロケットが、後ろを向きながらも腕を震わせる程、力いっぱいギターの弦をはじくように弾いていた姿には、思わずウルッと込み上げてくるものがあった。その激しさを分散してなだらかに中和していくような『CRYPTOGRAMS』収録曲の「SPRING HALL CONVERT」、彼らが敬愛しているTHE CRAMPSのカバー曲「GREEN FUZ」でライブは終演し、放心状態の中でも響くオーディエンスのアンコールを望む拍子に出てきた彼らが演ってくれたのは「HELICOPTER」。その万華鏡のようなキラキラとした美しさにひび割れたかのような衝撃さえ受けた一夜でした。

DEERHUNTERの楽曲やライブは、決して万人受けするようなものでもないと思うし、勿論好みでも左右すると思います。私がこれほどまでにDEERHUNTERに、それこそ強烈過ぎる程、惹かれるのは彼らと自分がほぼ同じ「年齢」である事も関係していると私は思っています。現実を見据えると、色々終わりも考えるけど、時には「くそくらえ。」とかも思って前に進んでみる、そんな感じです(どんな感じ?)。
まぁ、大事な所フンワリだけど、とにかくとにかく行って良かった!まだまだこのDEERHUNTERのライブを一公演でも多く観たい!と更に掻き立てられた旅でした!

心残りは、今回もブラッドフォードとかみ合ってなかった事。ライブ中に名前を呼んでくれた時も、わかんなくて何か言わなきゃ!と大きい声で「I LOVE YOU TOO!」とか的外れに言ってしまったし(恥ずかしい…)、そのMCでブラッドフォードが「モーゼス…フィアンセ…」と聞こえたので、モーゼス結婚するんだ!と勘違いして、後で彼らの代理の方に「最高のステージありがとうございます!モーゼスの婚約もおめでとうございます!」と送ったら、ブラッドフォードからの返信(あくまで代理の方からのメールです)で「モーゼスの婚約って何~?」と返ってきました…。バカ!私のバカ!もっと英語頑張るぞ!という意欲も更に湧いた旅でした。恥はかき捨て…、とはいつまでも言ってられない。頑張ります。

今回の三日間、お会いさせて頂いた方々、本当にお世話になりありがとうございました!バタバタと慌ただしい私で、ご挨拶もそこそこになってしましましたが、次はお食事とか、もう少しお話させて頂ける時間を作って東京に行きたいと思います!お会いできなかった方々も、今度はお会いしたいです。東京に行けて、色々な意味で本当に良かったです。またすぐ行きたい。この旅で唯一、一緒にゆっくり食事をしたお友達のゆりちゃんもありがとう!これを読んでくださった皆様もありがとうございます!


FUCKING LOVES DEERHUNTER♥ THANK YOU SO MUCH♡♡ 


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